アットマークエレ:プリント基板制作に関する技術アイデアまとめ

屈曲回路のパターン設計

耐屈曲性の高いフレキシブル基板を目指すには、回路の導体パターンの形状に注意が必要です。では、どんなパターンを設計すると良いのでしょう?

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沼倉研史
  • 配線の幅(その1)――配線パターンを作る2つの手法

    今回は、配線パターンを作り上げる2つの手法をご紹介します。銅張積層板(CCL)を使う場合は、「サブトラクティブ法」を用いてフィルムとフォトレジストを組み合わせ、エッチングで配線を形成します。あまりにも細い配線は故障を招くことを理解しましょう。もう1つの「アディティブ法」は、精度の高いパターン作画ができるのが特長です。

  • 接続情報と部品情報は「両輪の輪」

    CADを用いた配置配線設計に必要不可欠なのが、接続情報と部品情報です。回路図入力システムから接続情報(論理的接続情報と物理的接続情報)を得て、パッケージ情報などを含む部品情報に基づいて基板を設計していく、という点についてご説明します。