アットマークエレ:プリント基板制作に関する技術アイデアまとめ

フレキシブル基板実装技術の選択

薄くて柔軟性があり、曲げることができるフレキシブル基板(FPC)。前回、フレキシブル基板にもリジッド基板の実装技術が使えるという話をしました。今回は、種々あるフレキシブル基板の実装技術をどうやって選択するかという点について取り上げます。

%e8%a8%98%e4%ba%8b%e3%82%b5%e3%83%a0%e3%83%8d%e3%82%a4%e3%83%ab08 %e3%83%95%e3%83%ac%e3%82%ad 5.0.3%e5%ae%9f%e8%a3%85%e6%8a%80%e8%a1%93%e9%81%b8%e6%8a%9e 2017.11.14
沼倉研史
  • フレキシブル基板にリジッド基板の実装技術は使えるのか

    薄くて柔らかく、曲げることができるフレキシブル基板(FPC)。同じプリント基板でも硬いリジッド基板とは材質も特徴も異なります。リジッド基板用の部品実装技術、接続技術はフレキシブル基板にも使えるのでしょうか。

  • フレキシブル基板特有の接続技術

    フレキシブル基板(FPC)は、機器内の配線(ケーブル)機能が主体であり、基板の一部にのみ部品を搭載する形が多くなります。このFPCの接続機能を決定するポイントと多種多様な接続技術の概要を紹介します。

  • 屈曲回路のパターン設計

    耐屈曲性の高いフレキシブル基板を目指すには、回路の導体パターンの形状に注意が必要です。では、どんなパターンを設計すると良いのでしょう?

  • 屈曲部の設計

    フレキシブル基板の最大の特徴は曲げられることですが、無制限に屈曲できるわけではありません。不適切な設計ではたった1回の屈曲でも断線してしまいます。屈曲部の設計の「きほんのき」を今一度確認してみましょう。

  • 回路図入力とネットリスト

    回路図入力システムは、回路図をきれいに作図するだけでなく、「ERC(電気的ルールチェック)」と「論理シミュレータ」という2つのチェック機能を備えています。複数のシステム間で接続情報をやりとりするには、ネットリストを使います。回路図入力とネットリストについて、理解を深めてみましょう!

  • 「片面屈曲回路」と「両面屈曲回路」の設計

    フレキシブル基板には、「片面屈曲回路」と「両面屈曲回路」があります。繰り返しの屈曲に耐えられるのはどちらの回路でしょう?屈曲回路の設計のポイントについてまとめてみました。