アットマークエレ:プリント基板制作に関する技術アイデアまとめ

部品情報や接続情報を後から作る

論理回路図入力時には、実際の部品の形状などが定まっていないため、部品番号や物理的ピン番号情報を回路図に反映するバックアノテーション作業が必要になります。一方、テスト回路などでは接続情報を作らずにレイアウト設計を進める場合があります。ある程度設計を終えた段階でネットリストを出力し、CADのチェック機能を使って設計を完成させます。

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前田真一
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    薄くて柔軟性があり、曲げることができるフレキシブル基板(FPC)。前回、フレキシブル基板にもリジッド基板の実装技術が使えるという話をしました。今回は、種々あるフレキシブル基板の実装技術をどうやって選択するかという点について取り上げます。

  • ガーバーデータ以外で基板製造に必要なデータ

    前回、プリント基板の製造データとして代表的な作画データ(ガーバーデータ)について紹介しました。しかし、作画データだけでは基板は作れません。今回は、プリント基板製造にあたって非常に多くの情報が盛り込まれる製造指示図について解説します。

  • フレキシブル基板特有の接続技術

    フレキシブル基板(FPC)は、機器内の配線(ケーブル)機能が主体であり、基板の一部にのみ部品を搭載する形が多くなります。このFPCの接続機能を決定するポイントと多種多様な接続技術の概要を紹介します。

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    耐屈曲性の高いフレキシブル基板を目指すには、回路の導体パターンの形状に注意が必要です。では、どんなパターンを設計すると良いのでしょう?

  • 屈曲部の設計

    フレキシブル基板の最大の特徴は曲げられることですが、無制限に屈曲できるわけではありません。不適切な設計ではたった1回の屈曲でも断線してしまいます。屈曲部の設計の「きほんのき」を今一度確認してみましょう。

  • 回路図入力とネットリスト

    回路図入力システムは、回路図をきれいに作図するだけでなく、「ERC(電気的ルールチェック)」と「論理シミュレータ」という2つのチェック機能を備えています。複数のシステム間で接続情報をやりとりするには、ネットリストを使います。回路図入力とネットリストについて、理解を深めてみましょう!